人体への影響とは

自動車を移動手段として日常的に使用する場合、歩数が減り運動不足になります。

その代わり、通勤や通学に公共交通機関を使用しなくなりますので、移動の際、

プライベート空間が確保されますし、自由な時間を選んで移動できるようになります。

この便利さのために、仮に個人が自動車を1台ずつ所有するようになると、排気量が多く

なり環境汚染を引き起こしますし、自動車の交通量が多くなり危険性が高まります。

社会全体において自動車の台数が多くなることで、公共交通機関の利用が減りますので、

自動車を移動手段として生活しやすい街に遷移していきます。日常の買い物場所、

医療行為を受ける場所、教育を受ける場所などは、広い駐車場を確保した郊外に

移ります。そこで問題となるのは、運転ができない身体的状況あるいは、経済的状況

に陥った際、自動車で移動できる住みよい街は、果たして人にやさしい居住空間に

なり得るのかということです。郊外型は、自動車社会の象徴の一端です。しかしながら

、最低限生活に必要な場所に到達する移動手段が自動車に限られてしまうのは、自動車

を持たざる者または、自動車を運転できない者にとっては生存に関わる問題です。

このように、主体的に自動車が移動手段として活用される社会は、不安を内包する意味

で、環境的かつ精神的に人体への影響が懸念されます。

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